くじら新幹線




国立科学博物館にて開催されている「大哺乳類展~海のなかまたち~」に行ってきました。
前回の「陸のなかまたち」も充実の展示だったので今回も期待大。

今回の見所はなんといってもそのスケールの大きさでしょう。
地球最大の哺乳類であるクジラの骨格標本が触れる距離感で堪能できます。

クジラ、デカイ。
ただただデカイ。
こんなものが地球上に生きている、というところに恐竜に通ずるロマンを感じずにはいられません。

そんなクジラの骨を初めて見て、触りましたが、何かに似ている…。
そう、新幹線です。
半ば強引ですが、サイズ感、流線型のフォルムなど、もし新幹線に骨があったらこんなのかなー?なんて意味のない事を想像してしまうほどのシンパシーを感じます。

ちなみに新幹線N700系は、「じつはデザインを最優先にして決められたものではありません。カッコ良いか悪いかよりも空気抵抗、乗り心地、そして省エネを極限まで考え、必然的にたどり着いたカタチ。(JR東海HPより)」なのだそうです。
500系には未来を感じたのにN700系はなんかカッコ良くないなー、と最初見た時に思った覚えもありますが、なるほどそういう訳なのです。
しかしながら最近は慣れもあり、あのカモノハシのような愛嬌のあるフォルムに親しみが湧いてきた感もあります。

そう考えると、あの巨大なクジラが海の中で生き抜く為にあのようなカタチへと進化を遂げたのは、海の中を水の抵抗を最小に抑えて泳ぎ、餌を効率よく捉えるためであっただろうし(新幹線でいう空気抵抗軽減)、それは無駄な体力の低下を抑えるために効果的であっただろう(省エネ)。つまり進化の中で必然的に生まれたカタチなのである。

なるほどN700系とクジラが似ているように見えたのは、単なる偶然ではなく「必然」なのかもしれません。カモノハシも然り。 (satolulu)

国立科学博物館「大哺乳類展~海のなかまたち~」