ワールド・カラー・トレンド


私たちのオフィスには、定期的に海外拠点から最新カラー情報が届いている。また、欧米とアセアン地域においては情報入手で東京のデザイナーも現地に赴いて肌でトレンドを摑むようにしている。当然、それ以外の地域においても機会があれば積極的に出向くようにしている。

丁度、欧米トレンドを比較考察した報告書の確認が担当者から上がってきた。海外拠点からの情報をただ読むのではなく、東京側で一度考察を入れることで、より深くトレンドの動向を把握するように努めている。この貴重な情報は、日々のデザイン業務に反映するだけではなく、この情報そのものを説明して欲しいとの依頼も多い。

カラートレンドは、現在起きている事象に過ぎず、プロダクト製品に反映する時差を考慮しなければならない。つまり、現状把握とそれに基づいた“仮説”の設定が求められる。よく、デザイナーが市場調査に行って“これが流行っています”的なレポートがあるが、それだけではデザイナー以外でもできるトピックスにすぎない。

我々は対象となるプロダクトに併せて、市場調査による“現状把握”から“仮説の設定”と“色彩計画(戦略)”そして“デザイン作業”という一連のプロセスを重要視する。今回の報告書はその上流部分を担う重要なソースとなる。(tarokin)